「雨の日になると髪がまとまらない。」
「朝ストレートアイロンをしても、お昼には元に戻ってしまう。」
このようなお悩みをお持ちの方は非常に多くいらっしゃいます。
「湿気が多いから仕方ない」と思われがちですが、実は湿気だけが原因ではありません。
美容師として毎日多くのお客様の髪を見ていますが、湿気で広がりやすい髪には共通する特徴があります。
今回は、その理由を少し詳しくご紹介します。
湿気で髪が広がる本当の理由
髪はスポンジのような性質があります。
空気中の水分が多くなると、その水分を吸収しようとします。
ここで重要なのが、髪の中の水分量が均一ではないということです。
ダメージが少ない部分はあまり水分を吸いません。
一方、
カラーやパーマ、紫外線などでダメージを受けた部分は、水分をどんどん吸い込みます。
その結果、
髪の一部分だけが膨らみ、うねりや広がりが発生します。
つまり、「湿気が原因」というより、湿気に負ける髪の状態になっている
ことが大きな原因なのです。
くせ毛はなぜ湿気で強くなる?
実はくせ毛の方は、髪の断面がきれいな円ではありません。
楕円形だったり、少しいびつな形をしています。
さらに、髪の内部では
- 水分が多い部分
- 少ない部分
が偏っています。
湿気を吸うと、水分が多く入る場所だけが膨らみ、それが髪を曲げる力になります。
そのため、朝きれいにブローしても、時間が経つと元のくせが戻ってしまうのです。
夏は皮脂も大きく関係しています
この時期になると「夕方になると髪がベタつく」という方も増えます。
実は頭皮には、顔より多くの皮脂腺があります。
夏は気温が上がることで皮脂分泌が活発になり、汗と混ざることで髪の根元がペタッとなりやすくなります。
トップはボリュームがなくなるのに、毛先だけ広がる。
紫外線も髪には大敵この状態になる方が非常に多いです。
肌の日焼けは気になりますが、髪も同じように紫外線の影響を受けています。
紫外線によってキューティクルが傷つくと、髪の中の水分が逃げやすくなります。
すると、
乾燥した髪は湿気を一気に吸い込もうとするため、さらに広がりやすくなります。
夏の終わりに髪がパサつく方が多いのは、この積み重ねが原因です。
美容室でできること
湿気そのものを防ぐことはできません。
しかし、髪の状態を整えることで、湿気の影響はかなり軽減できます。
例えば
- 毛先のダメージ部分を整える
- 髪質に合ったトリートメントを行う
- 必要に応じて縮毛矯正や髪質改善を選ぶ
- 毎日のホームケアを見直す
など、原因に合わせた方法を選ぶことが大切です。
オードリー美容室では髪質を見ながらご提案しています
同じ「広がる」というお悩みでも、原因は人によって異なります。
ダメージなのか、くせ毛なのか、乾燥なのか、皮脂なのか。
Audreyでは、髪質やライフスタイルを確認しながら、毎日扱いやすくなる方法をご提案しています。
夏の湿気で髪がまとまらないと感じている方は、お気軽にご相談ください。
