NEWS

強いくせ毛に似合う髪型は?美容師が教える選び方

山科 くせ毛 美容室

強いくせ毛、どうしたらいい?美容師が教える髪型と扱いやすくするコツ

「くせが強くて、どんな髪型にしても広がってしまう」

「美容室ではきれいなのに、自分で乾かすとまとまらない」

「短くしたいけれど、くせ毛だから無理と言われたことがある」

強いくせ毛の方にとって、髪型選びは意外と難しいものです。

京都・山科のAudrey美容室にも、うねりが強い方、広がりやすい方、部分的に強いくせがある方など、さまざまなくせ毛のお客様がいらっしゃいます。

くせ毛というと「縮毛矯正でまっすぐにする」という方法が最初に思い浮かぶかもしれません。

しかし、美容師の立場から見ると、強いくせ毛だからといって、必ずしもまっすぐにすることが正解とは限りません。

くせの種類、生えている方向、髪の太さ、毛量、現在の長さ、そして「普段どのくらい髪に時間をかけられるのか」によって、扱いやすい髪型は変わります。

今回は、強いくせ毛と上手に付き合うための髪型やカット、毎日のお手入れについて、美容師の視点から詳しくお話しします。

「くせ毛」と一言でいっても、実はみんな違います

くせ毛の難しいところは、全員が同じようにうねるわけではないことです。

大きく波打つようにうねる髪もあれば、細かくねじれる髪、根元から立ち上がって膨らむ髪もあります。

さらに実際のお客様を見ていると、

  • 顔まわりだけ強くうねる
  • 襟足だけ外へ跳ねる
  • 前髪だけ扱いにくい
  • 表面は比較的まっすぐなのに内側が強くうねる
  • 湿度が高い日だけ急に広がる
  • 左右でくせの出方が違う

という方も珍しくありません。

そのため、「くせ毛にはこの髪型」と一つに決めることはできません。

美容師が最初に見るのは、単純なくせの強さだけではなく、どこから曲がっているのか、どちらへ流れるのか、乾いた時にどれくらい縮むのかといった部分です。

ここを見ずに髪型だけを当てはめてしまうと、美容室では収まっていても、翌朝自分でセットした時に「全然違う」ということが起こります。

強いくせ毛は「濡れている時」と「乾いた時」で長さが変わる

くせ毛をカットするときに特に注意したいのが、髪が乾いた時の状態です。

強いくせがある髪は、濡れている時には比較的長く見えても、乾くとうねりが戻り、想像以上に短くなることがあります。

特にショートやショートボブでは、数センチの違いでもシルエットが大きく変わります。

そのため、くせの強い方を短くするときは、ただ希望の長さまで切るのではなく、乾いた時に髪がどこへ戻るのかまで考えて長さを決めることが重要です。

これは、くせ毛のカットで失敗しやすいポイントの一つです。

「すくと広がらなくなる」は必ずしも正解ではありません

毛量が多く、くせも強い方からよく聞くのが、

「とにかくたくさんすいて軽くしてください」

というご希望です。

確かに毛量を調整することで扱いやすくなる場合はあります。

しかし、強いくせ毛を必要以上にすくと、短くなった髪が内側から押し上げてしまい、かえってボリュームが出たり、毛先がパサパサして見えたりすることがあります。

特に表面の髪を軽くしすぎると、湿気を含んだ時に細かな髪が浮きやすくなります。

大切なのは、単純に「量を減らす」ことではありません。

どこに重さを残し、どこの量を取るのか。

くせ毛の場合、このバランスが仕上がりを大きく左右します。

強いくせ毛でもショートやボブにできる?

「くせ毛だから短くできない」と思っている方もいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。

むしろ、くせの出方によってはショートやボブにすることで、毎日のスタイリングが楽になる場合があります。

ただし重要なのは、写真とまったく同じ髪型を目指すのではなく、その人自身のくせを使ってシルエットを作ることです。

例えば、毛先が自然に曲がるくせなら、その動きをショートボブの丸みに利用できることがあります。

反対に、根元から強く膨らむタイプの場合は、短くする位置によってボリュームが出すぎることもあります。

「ショートが似合うか」だけではなく、短くした時にそのくせがどう動くかまで考える必要があります。

セミロングや長めの髪が扱いやすい人もいます

くせ毛だから短くする方が楽、というわけでもありません。

髪には長さによる重みがあります。

その重みでくせが少し伸び、セミロング程度の長さを残した方がまとまりやすい方もいます。

特に、

  • 根元から大きくうねる
  • 毛量が多い
  • 広がりやすい
  • 朝のスタイリングにあまり時間をかけたくない

という方は、ある程度長さを残した方が扱いやすい場合があります。

一方で、毛先にダメージが蓄積していると、長さがあることで余計に広がって見える場合もあります。

つまり、短い方がいい、長い方がいいという正解はありません。

その方のくせと生活に合わせて決めることが大切です。

くせ毛を「なくす」のではなく、活かすという選択

最近は、すべてのくせをまっすぐにするのではなく、もともとの動きを活かした髪型を選ぶ方も増えています。

これは強いくせ毛の方にとって大きな選択肢です。

自然なうねりがある髪は、直毛では出しにくい立体感や動きを最初から持っています。

その動きをうまく利用すると、ワックスやバームをなじませるだけでスタイルになる場合もあります。

特に少し個性的なスタイルがお好きな方なら、くせを完全に抑え込むより、動きをデザインとして使った方がその人らしい髪型になることもあります。

ただし、「くせを活かす=何もしなくていい」ではありません。

どこにボリュームを残し、どこを締めるかをカットで調整することが重要です。

縮毛矯正をした方がいい人、しなくてもいい人

強いくせ毛のお客様から、

「やっぱり縮毛矯正をした方がいいですか?」

と聞かれることがあります。

これも、くせの強さだけでは決められません。

例えば、

  • 毎朝アイロンに時間がかかる
  • 湿気のある日はどうしても広がってしまう
  • まっすぐなスタイルが好き
  • くせそのものが大きなストレスになっている

という方には、縮毛矯正が毎日の負担を減らす方法になることがあります。

一方、

  • 自然な動きを残したい
  • ボリュームまでなくしたくない
  • カラーなどによるダメージが大きい
  • くせを活かしたスタイルが好き

という方なら、無理にすべてを伸ばさない方法も考えられます。

前髪や顔まわりなど、特に気になる部分だけを扱いやすくするという考え方もあります。

大切なのは、「くせ毛だから縮毛矯正」ではなく、どんな髪になりたいのかから逆算することです。

40代・50代になると、昔とくせの出方が変わることも

「若い頃はこんなにうねらなかったのに」

というご相談もよくあります。

髪は年齢とともに、太さや水分量、ハリ・コシなどが変化します。また、白髪染めやカラーを繰り返している場合は、髪のダメージ状態も部分によって違ってきます。

そのため、以前と同じ髪型、同じお手入れをしているのに、まとまりにくくなったと感じることがあります。

これは単純に「くせが強くなった」とは限りません。

もともとのくせ+髪質の変化+ダメージが重なり、以前より扱いにくく感じているケースもあります。

だからこそ、年齢とともに髪型やケア方法を少しずつ変えていくことも必要です。

湿気で急に広がるのはなぜ?

くせ毛の方が特に困るのが、雨の日や湿度の高い日です。

髪は湿気の影響を受けると内部の水分バランスが変化します。特にダメージしている髪は水分の出入りが不均一になりやすく、乾いている時には落ち着いていたうねりや広がりが戻りやすくなります。

そのため朝にアイロンできれいに伸ばしても、外へ出た途端に元へ戻ってしまうことがあります。

くせ毛の湿気対策については、別の記事でも詳しくご紹介しています。

→「湿気で髪が広がる・うねる原因と対策」もあわせてご覧ください。

強いくせ毛を扱いやすくする乾かし方

ご自宅で最も差が出やすいのがドライヤーです。

まず大切なのは、濡れたまま長時間放置しないこと。

タオルドライをしたら、根元から乾かします。

この時、くせを無理に引っ張るのではなく、根元の生えている方向を整えるように風を当てます。

広がりやすい部分は、上から下へ風を当てながら手ぐしで整えていきます。

そして完全に乾き切る少し前に、最終的な形を作ります。

くせ毛の場合、**「何を付けるか」以上に「どんな状態で乾かしたか」**が翌朝のまとまりに影響します。

オイルを付ければくせ毛が治るわけではありません

広がるからと、ヘアオイルをたくさん付けている方もいらっしゃいます。

オイルは毛先のパサつきを抑えたり、ツヤを出したりするには便利です。

しかし、オイルそのものが髪のくせを直しているわけではありません。

付けすぎると根元まで重くなり、髪型によってはベタついて見えることもあります。

強いくせ毛では、オイル、ミルク、バームなどを髪質や仕上げたいスタイルによって使い分ける方が効果的です。

美容室では「くせ」だけでなく普段の生活も教えてください

美容師にとって非常に参考になるのが、普段のお手入れ方法です。

「朝は5分くらいしか時間がない」

「アイロンは使わない」

「仕事では髪を結ぶ」

「休日はスタイリングを楽しみたい」

同じくせ毛でも、この条件によっておすすめする髪型は変わります。

美容室へ行った時は、理想の写真だけでなく、普段どのように髪を扱っているのかもぜひ伝えてください。

毎日無理なく再現できることは、髪型を決めるうえでとても重要です。

京都・山科で、くせ毛の髪型に迷っている方へ

強いくせ毛は、「扱いにくい髪」とだけ考える必要はありません。

伸ばした方が扱いやすい方もいれば、思い切って短くした方が楽になる方もいます。

縮毛矯正が合う方もいれば、くせを残した方がその人らしいスタイルになる方もいます。

Audrey美容室では、京都市山科区・西野で、お客様の髪質や生え方、普段のお手入れ方法、ご希望のスタイルを確認しながら髪型をご提案しています。

「くせが強いから、この髪型は無理かな」

「何をしても広がってしまう」

「自分のくせを活かせるのか分からない」

そんな時は、最初から髪型を決め切らなくても大丈夫です。

実際の髪を見ながら、抑えるところと活かせるところを一緒に考えていくことが、強いくせ毛と上手に付き合う近道です。

よくある質問

強いくせ毛でもショートにできますか?

できます。ただし、くせの出る位置や毛量によって向いている長さが異なります。乾いた時にどの程度髪が動くかを確認しながら長さを決めることが重要です。

くせ毛はたくさんすいた方がまとまりますか?

必ずしもそうではありません。すきすぎることで短い髪が浮き、広がりやパサつきが強くなることがあります。毛量だけでなく、くせの動きを見ながら調整します。

くせ毛なら縮毛矯正をした方がいいですか?

一概には言えません。まっすぐな髪を希望する場合や毎日のスタイリング負担を減らしたい場合には有効ですが、くせを活かした髪型という選択肢もあります。

40代・50代になってからくせが強くなった気がするのはなぜですか?

年齢とともに髪の太さ、水分量、ハリ・コシなどが変化するため、以前とはうねり方やまとまり方が違って感じられることがあります。カラーなどによるダメージも影響するため、一つの原因だけとは限りません。

美容室へ行く前に髪をアイロンで伸ばしてもいいですか?

普段の状態が分かる方が、くせの出方を判断しやすくなります。可能であれば、強く伸ばしすぎず普段に近い状態でご来店いただくと、髪質や生え方を確認しやすくなります。

まとめ

強いくせ毛を扱いやすくするために大切なのは、くせを無理に消すことではありません。

自分のくせがどこに出て、どのように動くのかを知り、それに合ったカットやお手入れを選ぶこと。

ショート、ボブ、セミロング、縮毛矯正、くせを活かしたスタイル――選択肢は一つではありません。

京都・山科で「自分のくせ毛に合う髪型が分からない」とお悩みの方は、どうぞお気軽にAudrey美容室へご相談ください。

↑
電話LINEWEB予約